2007年5月30日水曜日

日本側の交流の意図

T先生のほうから、先に交流の目的などについてメールくださいました。これを関大で英語にし、UNRWAに送りました。(が、結局返事はありませんでした。すでにこの時点でUNRWAは夏休みだったのでメールの確認をしているかも分からないし、生徒もきっと集らないのでしょう)

1)この交流を通して生徒に何を学んでほしいのかをはっきりする。

日本がどうやって環境問題について対処しているかをシリア側に教えることはできるが、日本の子にとってのメリットはなんだろうかシリアの現状は日本の昭和30年代から40年代と同じですということは、親の子ども時代 祖父母の働き盛りの時期です日本の子どもたちには親の子ども時代や祖父母の子育て時代がどんな時代だったかをインタビューさせて、日本の歩んできた道を明らかにしたいと思うその中からシリアの参考になるアプローチが見つかれば大いに参考にしてもらいたいまた、これからの時代のリーダーとしてより良い環境を構築するために何をすべきなのかを考えさせたい英語 さほど期待していない環境 環境について考えるきっかけにしたい   

自分でできる小さな努力について考えさせたいICT技術 
情報を共有することの素晴らしさを体感してもらいたい

ICTを活用すべき作業とそうでない作業を判断する力を養う異文化理解 副産物として文化の異なる世界で生活している人々の存在を知る2)4つのグループに分かれるということなので、それぞれ4つのグループな何のテーマでやるかについてはっきりさせてください。4つのグループという話はシリア側が2校×2クラス 慶應側が4クラスから出てきたものと思いますこだわる必要はありません地球温暖化は京都議定書の話等政治的な要因が絡んできて扱いにくい地球温暖化の現象そのものは調べればわかることで、交流学習のテーマとしては魅力がないと思う水問題 水の汚染は実感がなかなかわきません。下水として処理される家庭排水は、流しから先が見えないからです

家庭排水・工場排水を浄化するのにどのような努力が払われているかは、工場見学・下水処理場見学ぐらいしか学習機会がない 
ごみ問題 ゴミの分別・リサイクル・リユース・リデュースについてグループに分かれて扱うのが良いかと思う 
環境問題 ゴミ問題を考えることが環境保全につながるという意識を持たせることにつながる

3)コミュニケーションツールを選択する電子掲示板を使わせたい 
時間の制約を受けないから 質問に対して調べる時間を作ってしっかり答えることが可能            記録として残るからTV会議を何回かしてみたい 
共感する場を作りたいSkype 1対1のコミュニケーションツールでグループ討議には向いていない
FaceConference 今回のテレビ会議に向いていると思うがFireWallの突破が難しい        
画像がいま一つ慶應の持っているシステム 現在調査中ですが相手のシステムを選びませんNOTAは使ってみたい 英語の苦手な生徒でも絵で表現したり日本語で記述できる私が猛烈に忙しくWebのサーバーへのアップ手続き(学校側への承認手続きができないでいる)

6月7日 シリアと日本のデータ比較をして地図上に示したA4サイズの作品が提出される    

PDFもしくはJPGに落とし込んでNOTAに貼り付けるもしくはWebページにまとめる6月14日 掲示板で意見交換開始6月21日 ゴミ問題について調べたことをワークシートにまとめてNOTAに貼り付けるもしくはWebページにまとめる6月28日・7月9日から17日までの間でTV会議を持ちたい

4)ポスター制作の流れを確認する

環境保全についてのポスター制作ゴミ問題から芽生えた意識を絵やキャッチフレーズで表現させたい6月21日までにゴミ問題について調べる親や祖父母にインタビュー自分の居住地域のゴミ分別について調べる6月28日 調べたことをもとにポスターにしたい絵を考え、キャッチコピーを考える7月9日から17日までの間でTV会議でポスターのレイアウト等を決めるポスターはK中学校で印刷をして私がシリアに持っていく5)プロダクトのイメージを共有するゴミのポスターは子どもたちが作成するのでマコがプロダクトイメージをまとめてくれた空気の汚染問題を取り上げて手描きポスターを近々作成します。活動の流れをどうデザインするか、フローチャートを利用して説明すればわかりやすいでしょう。ゴミの分別・リサイクル・リユース・リデュースの目的を調べるhttp://www.pwmi.jp/ゴミの分別・リサイクル・リユース・リデュースの実際を調べる 調査 居住地域でのゴミの分別・リサイクル・リユース・リデュースの取り決めを調査する  
http://www.city.yokohama.jp/me/pcpb/foreign/dashikata/e.html 
取材 居住地域での取り組みを取材し写真を撮る 親や祖父母ににインタビューする  
中学生の頃    
・ 今からだいたいどのくらい前になりますか  
20年 30年 40年 50年 60年 70年どこに住んでいましたか 
・ 日本の場合 都道府県名と都市名 
・ 住んでいたところはどんなところでしたか  
都会の住宅地 都会の商業地 都会の工業地 地方都市の住宅地 地方都市の商業地 地方都市の工業地 農村・漁村・山間    
・ ゴミをどのように処理していましたか
・ 今と変わらないか今と違ったか 
・ 燃えるごみは各家庭で燃やしていた 
・ 燃えないごみは各家庭で埋めていた 
・ 燃えないごみはどこかに捨てていた
・ 台所のごみは家畜のエサにしていた
・ ゴミの分別はしていなかった
・ ゴミの分別方法が今とは違ったか
・ リサイクルはしていましたか
・ どんなものが どうやってリユースはしていましたか
・ どんなものが どうやってリデュースはしていましたか        
・ どんなものが どうやってゴミの収集方法は収集されたゴミはどのように処理されたのか知っていますか
・ ゴミのどんなことが問題になっていましたか   

質問項目は生徒たちに考えさせる自分のできることを考えるhttp://www.env.go.jp/kids/ecoclub/link/index.html調べた内容から自分たちのできることやゴミ問題に関心を持ってもらうためのポスター作成の準備をする 絵 写真 キャッチフレーズポスターのパーツとなる絵・写真・キャッチフレーズを画像として処理するNOTAでレイアウトの決定K中学校印刷

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