2007年6月28日木曜日

UNRWA 夏休みに入り音信不通


お互いの学習活動の状況を伝え合う大切さ、情報共有の大切さを感じ取ったのか、T先生が積極的に自分たちの活動についてメールをしてくれました。ところが、UNRWAからはまったく返事が途切れてしまいました。後でしったのですが、実はすでにUNRWAは夏休みに入ってしまい、生徒も先生も、旅行にでたり、家族とすごし、インターネットをみる環境にはありませんでした。
【T先生からのメール抜粋】
How are you?It is very hot and humidity today. Today's temperature is over 27 degrees, I think.Now, we are going to think about CatchCopy of Environmental Protection in the class.

2007年6月27日水曜日

日程が分からないとどうすればいいか分からない

結局、26日のテレビ会議は、うまくハンナーディとつながらず、流れました。この日、T先生はだいぶ心的負担を感じたのではないでしょうか。

【T先生からの、メール抜粋】

胃が痛くなったよ木曜日にIyadが送ってくれたスケジュールではテレビ会議が入っているのですがどうかなあ慶應は試験の前でちょっと落ち着かないかも知れないが明日のうちにアナウンスすれば、数人集まってくれると思う.IyadやHanadiが愛想つかしていないと良いのだが

【T先生からのメール抜粋】
生徒たち 試験直前で結構ピリピリしていて自由参加で残ってもらうのも大変な状況ですやるかやらないかわからない状況で声をかけづらかったので、今日は明日のテレビ会議の参加者を募るのを見送りました。7月10日と11日はうまく残ってくれると思いますシリア時間の9:00-9:30 9:30-10:00で4グループに対応するのであれば、ちょっと時間をあけて実施が楽かな

**************************
予定が立たない限りでは、どちらも何も対応できないということが今回はっきり分かりました。今後こういうことがないように、お互いの状況をはっきり共有した上で日程を1ヶ月前には確定しなければいけないと思いました。

2007年6月26日火曜日

テレビ会議当日のハプニング

結局、T先生が当日生徒たちを呼んでテレビ会議の準備をしていてくれたのですが、UNRWA側がそのメールをみていなくて、準備していませんでした。やはりメールでの連絡は限界があると感じました

【岸からのメール抜粋】

先ほど、ハンナーディとハムゼに電話しました。ハンナーディは家にいました。話をきくと「26日にテレビ会議をする方向で生徒たちを呼んでいたけれど、T先生がその日はできないというから、子どもたちに謝ったの。子どもたちはとても楽しみにしていたけれど、T先生が7月がいいっていうので延期したわ」ということでした。

今日、テレビ会議をすることになったことに動揺しているようでした(苦笑)日本の子どもたちが今回はテレビ会議のために集まってくれるという話をすると、個人で対応するということでした。家にいるので、10時に「ヤフーメッセンジャー」を立ち上げているということです。

彼女のIDは、メールと同じなので、田邊先生もヤフーメッセンジャーを準備しておいてください。万が一、ハンナーディとつながらない場合、ハムゼがその代わりに対応してくれるそうです。一応、ハンナーディの電話番号は、093-○○○-○○○○です。ハムゼの電話番号は、093-○○○-○○○○ です。SKYPEで電話されるといいと思います!私たちもヤフーをオンラインしておきます。電話も対応できるようにするので何かあれば電話ください。

テレビ会議当日になっても・・

結局テレビ会議の有無は確認できないまま、当日がきました。お互い落ち着かなかったでしょう。また、話す内容も決まっていないので、関大から提案はしましたが、一日で準備できるものでは決してないので、大変だったと思います。

【岸からのメール抜粋】

今日のテレビ会議の有無は、日本時間2時、シリア時間8時に電話をして確認します。

今日のテレビ会議の内容ですが、
1) それぞれが活動した内容について報告しあう
2) UNRWA側が提案したように、日本とシリアの環境問題について話し合うのどちらかでしたらいいとおもいます。ただ、言葉の壁が問題になると思うので、紙に書いて説明するとか、写真をみせて簡単な英語で説明するとかにすればいいと思います。あくまでも誰でもわかる簡単な内容でするといいと思います。準備をする時間がないと思うので、テレビ会議のための教材や資料がないと思います。 相手がどれほど準備しているかも未知数ですが、言葉ではなく、何か見てわかるものを準備しておかないと会話が少ししんどいかな、という感じはしますが。単にハローというだけで終わってしまっては次に続きにくいと思うので、なぜそれをするのかという目的を持つ必要があると思います。本日テレビ会議に参加した生徒たちが、他の生徒に「シリアではこうらしいよ」という 情報をあとで共有できるようにしたらいいかなって思います。どうでしょうか?具体的に何ができる、という提案があればお願いします。

【T先生からのメール】
すでに3名の生徒がテレビ会議への出席を申し出てくれました。
テレビ会議の内容の提案をマコからいただきましたが、
1) それぞれが活動した内容について報告しあう
2) UNRWA側が提案したように、日本とシリアの環境問題について話し合うどちらもなかなか厳しそうですこちらから提供できるのは資源のリサイクル・リヂュース・リユースに関してゴミの分別収集の写真です写真をみせて簡単な英語で説明することならできると思いますシリアではどうしているのですか という質問を投げることはできると思いますあとはシリアと日本の違いをグラフで示したものがありますが英語で表現するのはつらいと思います

【岸からのメール抜粋】
電話で3人の生徒が参加することを伝えます。また、会話の内容は、「シリア、日本のそれぞれでどのように環境問題に対処しているのか」というテーマにしますか?個人レベルの話にしておけば(国の政策の話とかではなく)UNRWAの子たちも準備なしに自分の経験からこたえることができると思います。相手がそれでOKかどうかは電話で聞きますが・・・・。流れとしては、こんな感じでどうでしょうか?

①はじめに、個人の経験から「どんな環境問題があるの?」ということを質問しあう。(10分)What kind of environmental problem do you have?

②それに対してそれぞれがこたえる。(10分)This year, it did not snow as usual year.tempature have got up.Rubbish problemなんかですかね?

③その問題に対してあなたは何をしているのか?。(10分)What do you do for solving the problem?

④ それぞれこたえる。(10分)日本の子たちは、リユース、リサイクル、リユーズのことを話せばいいかな?と思います。簡単なことだけ情報交換して、詳しいことは掲示板でディスカッションしましょう、という流れでどうでしょうか?そちらは、誰か英語の通訳を手伝ってくれる先生はいますか?

基本的なところでのミスコミュニケーション

T先生は毎日大量のメールを受け取っているため、すべてのメールをじっくり毎日確認するのは難しいです。この件をきっかけに、これまでのメールをじっくり確認したところ、以下のようなミスコミュにケーソンが生まれていることに気づかれました。

【T先生からのメール抜粋】

基本的なところでのミスコミュニケーションがありましたのでご報告を
ML PJ2007の00061でIyadから送られてきたメールを私が読み飛ばしたのがそもそもの原因でした

24 / 6 / 2007 SUNDAY 先方は日本の学校が日曜日は無いことを知らない

今日のテレビ会議26 / 6 / 2007 THUESDAY ハンナーディからのメールで判明で確認して28 / 6 / 2007 THURESDAY 可能だが時間帯は要相談2 / 7 / 2007 MONDAY 可能だが 試験直前で対応がどの程度できるか 生徒が落ち着かないをどうするか決めたいと思う

Japan ; SyriaEnvironment Defention ReasonsEnvironmental problems in Syria and JapanSolutions and sugessionsというテーマでテレビ会議を持ちたいとのことだが、こちらはまだ、Japan ; Syriaしか材料がない

テレビ会議の目的は?

テレビ会議の調整は、うまくできたのですが、結局テレビ会議で何を話すということは、依然決まらずでした。それをT先生も問題意識としてもっているようでした。

【T先生からのメール抜粋】

調整助かりました[PJ2007:00061]を私あて再送していただけますか。イヤードからの予定を読み飛ばしていたようです。ポスターをもう作っちゃったのかなあ何もco-sessionがなかった!!こちらの対応のまずさが目立つね。ごめん。大学のサーバーを使って交流を進めるしかないと思っています。ハンナーディは4人の生徒と登場ですねこちらも最大8名程度を募ってきます。セイ ハローになっちゃいそう。取り急ぎ 学校で調整をします

予定の変更

イヤードからのメールに対して、K先生からどうしたらいいかという相談を受けました。

【T先生からのメール抜粋】
Iyadのメールにどう反応すれば良いか教えてください[PJ2007:00061]を読んでいなかったというか、迷惑メールとしてはねてしまったようですAOLにも残っていないしでもマコが返信を入れているし[PJ2007:00062] Thank you for the schedule!今ちゃんが調整してくれたのにねえごめん。(Y先生も読んでいるのであれば反応示せよ)その中でポスターのことどう言っていたのかなあ?今日はハンナーディーと4人の生徒ということですね

******************************

「26日のテレビ会議は、結局やれそうです」、というメールをイヤードのメールに対して、T先生が出していて、それをUNRWA側もみていなかったようです。テレビ会議のぎりぎり直前にメールで連絡していたため、どれがアップデートされた情報なのか、結局やるのかやらないのか、というところが不明確になりました。

そこで、関大スタッフがハンナーディに電話をして確認しました。T先生も同時に再度メールをしました。

【T先生のメールから】
We can have TV conference today from 10:00.I'll try to connect after my class and school guidance.My class will be end at 9:10 and school guidance will be end at 9:45.

【岸からUNRWAへのメール抜粋】
Dear Iyad

Marhaba! Thank you for your mail.
Very happy to hear from you.

As for today's video conference, Mr.T is preparing.
There are problem of mail.
He did not get some email from you.
That is why there is mis communication.

Last night, I called up to Hamzeh if you have video conference or not.
And he said you would have.
So, I called up to Nori to prepare today' video conference.

Is it OK for you to have video confernce today between studnets?
I have heard that 4 students and teachers will attend the video conference.
If you can do , please let me us as soon as possible!

Though you can not bring studnets, it would be better you talk with Mr.T about the next step.
So anyway I like you to have disucssion between you and Nori today.

By the way, have you done the poster! Wow. How is it?
Please show me the poster!
I like to see it.
Nori also will see this and he can think how to join Japanese one with yours.

Sincerely Mako

テレビ会議キャンセル 教師の不満が・・

結局26日のテレビ会議はキャンセルになりました。K中学校の方の予定がどうしても合わないということで、UNRWA側に謝るということになりました。その件を受けて、UNRWA側から不満の声も上がりました。

【以下、イヤードからのメール抜粋】
Hello! I'm Iyad.How are you Mako?As Mr.T suggest we will not have TV-Conference at 26th. It's suitable for him on 10th or 11th of july.We have sent our schedule 4 weeks ago to be approved from Mr.T , but Nori always waited the day before and told us he couldn't and delay the date .Mako , we have already finished our work . the posters have been finishedand Nori have done nothing.with my regard.

K中学校はK中学校なりに活動を進めており、UNRWAも同様でした。ところが、お互いの活動が見えないため、「相手はいったい何をしているんだ」「メールを送ったのにどうして返事が来ないんだ」と不満ばかりたまっていくようです。

T先生に確認したところ、イヤードが前回送ったスケジュールに関するメールはJunkメールに入っており、メールの確認ができていなかったということです。メールだけで、先生同士が調整するのは難しいと思いました。メールを出しておけば、こちらにはやるべきことをやった、と思いがちです。やはり、お互いがしっかり確認できるようなリアルタイムな教師同士のコミュニケーションは必要不可欠です。定期的に、お互いの活動を確認できるような場面を、必ずいれなければいけません。

この時点で、UNRWA側は、日本側からのレスポンスがないからと、自分たちでポスターを制作していました。その理由として、学年が終わり、交流学習の終了を7月と考えていたようで、それまでにポスター制作を終わらせたいと考えていたからです。結局、どこで交流を終わらせるのかというコンセンサスがとれないため、すべてがズレていってしまいました

テレビ会議の調整

UNRWA側からのテレビ会議の希望に応えるため、T先生は、大学の講義の時間を移動し、生徒の指導の時間も動かしました。事前に(しかも予定が入るかなり前から)、テレビ会議の日程をある程度きめておかないとこういうことになるので、今後気をつけなければいけないと思います。

その後、関大スタッフがUNRWAに電話し、テレビ会議の件を確認しました。こちらが、いろいろ調整して時間を作っても、「あ、ごめん!」ということになりかねないので、何度も確認作業が必要になります

電話した相手はハムゼです。英語ができるので、コミュニケーションに誤解が生まれにくいからです

6月27日の会議は、シリア時間10時、日本時間16時にテレビ会議をするということでOKになりました。 参加するUNRAの生徒は、4人です。その他先生が参加します。

しかし、日時は決定したものの、何を話すかについては議論できませんでした。お互い、「テレビ会議で一体何をするのだ?」という疑問を抱えながらのテレビ会議になりそうです。

【岸からのメール抜粋】
何について話すかは、事前に情報交換しておいたほうがいいと思います!”今回はこれについて話そう!”みたいなメールを事前にいれておくてベターだと思います!(たとえば、紙に英語で名前をかいて見せ合うとか、自分が興味あることを絵にかいて準備しておくとか・・・)UNRWA側はハムゼとカマルがいるので通訳してくれると思いますが、なるべく生徒同士で話せるように何か”しかけ”が必要だと思います。

*********************

今後、テレビ会議をする際には、単に動機付けとして「HELLO」というテレビ会議ではなく、学習の結果の進度や結果を報告したり、議論する場といったようにテレビ会議一つにも目的を決めてやるべきだと思いました

2007年6月25日月曜日

現地支援を今後どうするのか

結局、現地JOCVのFさんは地方に主張ということで、支援するのは難しく、先生同士で打ち合わせすることになりました。

JOCVに支援してもらえるということはかなりの協力なのですが、JOCVにはそれぞれの任務があるため、こちらの都合に合わせてスケジューリングが難しい。現地支援スタッフをどう確保するかは今後本当に課題になります。

本当に、現地で国際交流学習支援チームを作り、ワークショップを開きしっかりトレーニングをして、彼らを中心に支援してもらうような体制づくりが必要だと感じました。

問題解決のプロセス

【岸からのメール抜粋】

では、今日ハンナーディに電話します。

シリア時間7時半くらいに以下の点について連絡します。

1)テレビ会議をするのは、日本時間16時からところで、生徒指導の面談をキャンセルされても大丈夫なんですか?もし難しいようなら、違う日にしてもらいますか?たしか、この日は都合が悪いということを田邊先生は以前メールしてたと思います。つまり、相手がそのメールを確認していないか、メールが届いていなかったということだと思います。

1)スケジュールがお互いで共有されていない>
T先生>スクールカレンダーの情報を今一度送ります
関大>スクールカレンダーを送っても、おそらく相手側は理解できないと思います。スケジュールとは、●月●日 ビデオ会議●月●日 調べたことを掲示板で発表する日●月●日 相手の調べたことに対して返事をする期限日といったように決めたほうがいいのかな、と思います。そのためには、ポスター完成までの流れをまずは作り、それに応じて日程を調整するのがいいと思います。

たとえば、
ステップ1:ビデオ会議 (生徒のモチベーションを上げる)
ステップ2:お互い調べたことをPPTにまとめて、掲示板にアップする。
ステップ3:お互い調べたことに対して質問する
ステップ4:質問に答えるといった感じです。

これは例なので、ポスター制作を意識して学習のステップを考えられるのはどうでしょうか?

2)情報(メールも含む)が関係者の間で共有されていない
T先生>今回のハンナーディーのメールが個人メールで私のところに来たのは何か理由があるのかも関大>知れない今回だけでなくハンナーディからのメールはたまに私へ個人宛にきます。MLの使い方は分かっていると思うのですが・・・。それ以外に、Fさん(現地JOCV)、今野君、私、T先生方なども情報共有し、どういうステップで、いつ、どういう支援のもとで交流学習をするかなども今後共有したいと思います。

まずは、明日のビデオ会議ですが、される方向で考えられるなら、Fさんとも情報共有する必要がありますね。事前に、何について話しあいたいのか日本語でいいので、古川さんたちとも共有する必要があるのかな。

4)どの生徒が関わっているのかお互い相手の顔がみえていない
T先生>こちらの生徒の写真を送る準備はしているのだがよければ、以前こんちゃんが準備してくれたBBSを利用して、生徒たちが自由に自己紹介するという形にしてもいいとおもいます。
関大>PWDをかければ外の人にみられないので、個人で写真をとって、簡単な自己紹介を英語でするというのでもOKだと思います。同時に、向こうの生徒にも同じように自分たちの写真をとって、簡単な自己紹介をしてもらっていいと思います。全体写真をとるのは難しいと思うので、他の方法でもよいかとおもいます。

5)交流のツールが決まっていない(NOTAか掲示板かK中学校のシステムか)
T先生> 慶應のシステムに関しては現在調査中> NOTAは使い慣れないと少々きついか
関大> しかし、慶應のサーバーというか情報発信が許可されないこの件、まずは解決しないと次に進まないですね・・・。時間がかかりそうなら、夏までは、生徒同士の自由な交流という形にして、夏以降から、ポスター作りを念頭に、交流のツールなどもしっかりかためてから進めてもいいかも知れませんね。そのことも含めて、時間的にどこまで夏までにできるのか、ポスターを夏までに完成されるのか、夏以降に完成を考えるかなどもK中学校の先生方と相談してもらい、そのことについても今後Fさんにも支援してもらいつつ内容をつめていければと思います。

Fさんが今日支援してくれるかどうかですが、急だったので、もし無理ならT先生とハンナーディたちだけでやらないといけないと思います。チャットなら3地点でも交流可能なので、テレビ会議の間私もチャットでサポートしますね。

6)ホームページの件
T先生>これは、手続きもあり仕方がないですよね・・・。ただ、共通で作業する土台がないと、協働学習は難しいかな、という気もするので、今学期はやっぱり準備期間としたほうがいいのかな、と思います。
関大>交流のための準備をしながら、交流をするのは難しいと思うので、今のうちに交流の準備をしっかりして、夏以降からスタートしたほうがいいのかな、、と思ったり。どうでしょうか?□ 今後の流れ7月にテレビ会議を2回ほど設けられるということなので、夏までの作業としては、やはり導入部分とみなして、お互い仲良くなることを前提に進めるのはどうでしょうか?それは、自由参加でいいと思います。事前に何人の生徒が参加するかの情報交換はUNRWA側とする必要はありますが・・。交流の流れを少し組み立てなおさないといけないかな~って思います。私、こんちゃん、T先生、Fさんの4人でまずはチャット会議でもしましょうか? その中で、少し土台固めをして、交流の流れを作り直しますか?

現段階での反省点

【岸からのメール抜粋】

とりあえず現状の反省としては、

1)スケジュールがお互いで共有されていない
2)情報(メールも含む)が関係者の間で共有されていない
3)ポスター制作のためのステップが不明確
4)どの生徒が関わっているのかお互い相手の顔がみえていない
5)交流のツールが決まっていない(NOTAか掲示板か慶応のシステムか)
6)交流の土台がないため、生徒たちも自分たちが何をしているかわからない(本来WEBで情報を公開し、先生、生徒で今自分たちが何をして、どこにいるのかを示す必要がある)

まずは、先生同士の交流がまずきちんととれていないので、現地スタッフのJOCVにはいってもらって、もう一度しっかり仕切り直しが必要だと思います。短期間決戦で、夏休みまでに日本側のポスターを作るのか、夏休みにT先生がシリア側にはいって、調整し、その結果を日本側にもっていくのか、 そういうことも含めて、スケジュールのやり直しが必要なのかなって思います。

明日のテレビ会議ですが、もし生徒同士の交流が無理そうなら、私今日、ハンナーディに電話してその旨を伝えます。

以上にまとめたこと、特に以下の3点については、もしT先生のほうでイニシアティブをとって説明できるのであれば、先生同士の交流だけでもしたほうがいいとおもいます!

1)交流のプロセス
2)交流のツール
3)ポスター制作までの具体的なステップそれに現地スタッフJOCVに参加してもらえれば言葉の問題はなんとかなるでしょう。

T先生もしJOCVがOKの場合、先生同士の交流をもつということにし、事前に明日何を話し合わなければいけないかをメールしてもらえると明日の会議がスムーズに行くと思います。もし、時間がなく準備ができなさそうなら、他の日に会議の時間を設けたほうがいいかもしれません。前回久保田先生からの話もありましたが、はじめの交流ですので、できるだけ簡単にシンプルにしましょう

プログラムの遅れ 問題意識

K中学校のT先生から以下のメールがきました。

***************************
Webページの置き場所でゴタゴタしているうちに時間がどんどん経ってしまいシリアとのプログラムも大幅遅れですハナーディーからは火曜日の9時から9時30分にやりたいとの連絡が昨晩入りました。こちらはクラスがありません。数名を集めることは可能ですがどうするかなあ。シリアのことを調べシリアと日本を比べたグラフを作成し日本のゴミの処理について昔の様子をインタビューしてと活動そのものはできてはいるのだが、これからポスターの準備に入ろうかなあというところです。国際交流学習にはなっていない。明日つないで話をしてみるかなあ
***************************

”国際交流学習にはなっていない”という言葉をみると、この交流学習に対して問題意識が生まれているのは明らかです。T先生がもともと抱いていた国際交流学習のイメージとは違ったのでしょう。また、WEBのこと、UNRWAからのテレビ会議の希望など一人では対応できないことがどんどん増えてきたので、負担も感じていると思います。

国際交流学習では、金沢の小学校のように学年で取り組み、複数の教員が協力して取り組まないと一人ではかなり大変です。それは、T中学校のO先生のところを事例にみても分かります。すべてが自分ひとりにのっかってくると、相談する相手も、一緒に問題解決する人もなしに、対応するのは非常に難しいことです。国際交流学習におけるTeam teachingと教員のコラボレーション、支援スタッフの役割をもっと明確にしておく必要があるでしょう

2007年6月20日水曜日

日本での学習活動 インタビューデータ記入 

ポスター制作に向けて、具体的な取り組みは進んでいませんが、それぞれの学校での取り組みは、順調に進んでいました。

K中学校では、NIMEのREASでインタビュー記入用のフォームを作り、インタビュー結果を記入させていました。これらの活動が、全体の中でどういう位置づけになるのか、今後楽しみです。

2007年6月7日木曜日

テレビ会議





テレビ会議は、UNRWAの生徒はだいぶ楽しんだようです。

確かこの日は、日本側で対応したのはT先生だけだったと思います。

あとで、UNRWAからT先生しか日本側がいなくて、UNRWAの生徒は日本の生徒に会いたがっていたけれど、テレビ会議で日本とつながったことで、だいぶテンションがあがりとても楽しく会話ができたと言っていました。

この日のテレビ会議は、インターネットカフェで実施されました。インターネットカフェは、安いといえど、2時間も何人もの生徒が利用すると200SP(5ドル)ほどになります。いくらボランティアで先生が関わってくれているといっても、物価はだいぶ安いシリアで200SPを出すは抵抗があるでしょう。しかしながら、ラーニングリソースセンターやコンピュータラボでは、ネットが使えない可能性が高いので、確実にテレビ会議をするにはネットを使うほうが妥当。国際交流学習にはある程度お金が掛かるので、どうファイナンシャルな問題を解決するかも課題となる。

テレビ会議


テレビ会議をしました。このメンバーが、学年が終わってもこのプロジェクトを続けたいと申し出た生徒です。イヤード、ハンナーディ S,ハンアーディ H、マーゼンのクラスから3,4人ずつつれてきたそうです。すでにこの時点でクラス間交流は終わっていましたが、予定していたポスターを完成させるために、新しくチームが形成されました。